補聴器選びの5原則
どんな補聴器を選べばよいのか、どのように調整したら良いのか、当社が積み重ねた知識のもと『補聴器選びの5原則』を常に考え、お客様へよりよいきこえのご提案をしています。
- 聴力
- 聴力測定をもとに難聴の程度と適応しやすい機種を選びます。
●軽度・中度・高度・重度 ●難聴の種類(伝音・感音・混合) ●音の聴こえ方の特徴 ●語音明瞭度(言葉の聞き取りテスト) ●UCL・リクルートメント
- 身体状況(障がい)
- 補聴器装用や操作等が問題なくできるかできるかどうかを検証します。
●耳介・外耳道形状・眼鏡、マスク、帽子など装用 ●視力・指先・手・腕・汗など ●耳垂れ・耳垢・耳の病気(禁忌8項目) ●服薬・認知症・その他の病気など
- 装用環境
- 日頃どのような環境(講演や会議の席、騒がしい場所など)で使用するか?
●家族構成 ●騒音・風・結露対策の有無 ●TV・電話・会議・講演・音楽を聞きたい ●仕事上や趣味での音環境(農業・ゴルフなど)
- 補聴器経験
- これまでの補聴器とあまり違和感のないきこえや使用感の機種を選びます。
●補聴器装用歴(期間・時間) ●装用してた補聴器のタイプ・特性(音色や音の強さ) ●プログラム・付属品(リモコン・FM・Tコイルなど)
- 予算
- ①〜④で絞られたメーカーと機種の中から、ご予算に合わせた補聴器をご提案します。
一度選んだ補聴器は平均で5年以上使用しますので、機能や特徴をご納得いくまでご説明いたします。
*助成金制度(障害者総合支援法)や税金の軽減措置等のご相談も承ります。
取扱いメーカー
補聴器舘では、世界のメーカーから約600種の機種を取り扱っています。カウンセリングをもとに、種類や性能、価格の違いを説明しながら、一人一人に合った機種を自信を持って提案いたします。各メーカー機種の詳細は、それぞれのHPでご覧ください。
相談から購入までのステップ
- カウンセリング・きこえ測定(聴力測定)
- 日常のきこえの状態やお悩みを伺った後、高音・低音、苦手な語音などを測定。初めての方にも相談員が分かりやすくご説明します。(予め、行きつけ・最寄りの耳鼻科の検査をおすすめします。検査を受けた方は、検査データをご持参ください。)
- 補聴器の選定
- 軽度難聴から重度難聴まで症状を綿密に評価します。
補聴器選びの5原則に基づいて、ご相談させて頂きながら補聴器(耳かけ型・耳穴型)及び付属品をお選びいただきます。
- 試聴・フィッティング・無料貸出
- 選定機種の試聴と細心なフィッティング(調整)を繰り返しながら、お客様仕様の補聴器に仕上げます。また、ご希望の方には補聴器の無料貸出も行っており、実際に使用する環境(家庭や職場など)で、お試し頂くことができます。
- 補聴効果測定
- ご家庭でのきこえ心地はどうか?補聴器装用でどれだけ改善されたか?専用の測定室で言葉の聞き取りなどを行い、必要に応じて再調整します。
- ご購入・アフターケア
- ご購入後も長いお付き合いが続きます。快適なきこえを持続させるために定期的な点検やクリーニング、再調整をおすすめしています。